月館の殺人 (上・下巻) / 綾辻行人・作 佐々木倫子・画

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館シリーズで有名な綾辻行人(とは言っても、読んだことない)と、「動物のお医者さん」などで有名な佐々木倫子の合作。てっきり同名の原作があって、それの漫画化なんだと思ってたら、これが初出(書き下ろしのオリジナル)なんだそうで。
鉄ちゃんネタのオンパレードです。佐々木倫子のゆる~い作風のおかげでそれほど濃ゆくはないですが、鉄道関連のマニアックなネタが次々と出てきます。舞台設定のトリックが一番驚きがあって、物語のオチ(事件の犯人)に関する謎解きはあっさりめ。
一風変わった祖父江慎の装丁にも注目。読みにくいよ・・あのあとがきは。

関連リンク
月館の殺人 佐々木倫子&綾辻行人(IKKI)
月館の殺人(Amazon)
幻夜号待合室–「月館の殺人」データ集(ファンサイト)

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  1. ミステリ通信「みすみす」blog (2006 年 11 月 21 日 3:34 PM)

    月館の殺人

    シェアブログ1190に投稿
    久々にミステリの話題。
    とはいっても、今日はいつものYuseumのテリトリーから離れて、下のコミックを紹介します。(ネタバレはありません。)

    月館の殺人 上 IKKI COMICS作者: 佐々木 倫子, 綾辻 行人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/08/10メディア: コミック

    月館の殺人 下posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.11佐々木 倫子漫画 / 綾辻 行人原作小学館 (2006.7)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

    原作は綾辻行人さん。(なお、「つじ」の漢字のしんにょうは、正確には点が2つ。)
    『十角館の殺人』や『暗黒館の殺人』、『びっくり館の殺人』など、<館>シリーズで有名な新本格派ミステリーの旗手ですね。(ただし、本作は「つきだて」と読みます。これがくせ者(–;))
    この漫画のためのオリジナル原作です。

    漫画は佐々木倫子さん。こちらは、『動物のお医者さん』や『おたんこナース』、『Heaven?』などで人気の漫画家さん。
    早速余談ですが、『動物のお医者さん』は「何か面白いものない?」と妹に尋ねたとき薦められたもので、その時は「え~、少女漫画?!」と敬遠していたのですが、読み出すとこれが面白い面白い!
    のほほ~んとした独特の世界を創造する漫画家さんですね。

    そんな(ある意味ミス・マッチとも思われる)2人による「鉄道ミステリ」ならぬ「テツ道ミステリ」漫画が本作です。
    「テツ」とは、鉄道マニア(おたく)のことを指します。
    この作品は鉄道マニアでなくても十分楽しめますが、佐々木さんの漫画が好きで、なおかつミステリーもそこそこ好きという方には大変面白く読めると思います。(どちらかだと、ちょっと辛いかも。)

    本作は母の厳しい教育により、電車に乗ったことのない沖縄の女子高生、雁ヶ谷空海(かりがや そらみ)が主人公。なんと、飛行機も「ゆいレール」(沖縄のモノレール)にも乗ったことがありません。
    そんな、「ありえない」主人公ですが、母が亡くなり途方に暮れていた空海のもとに弁護士さんが現れ、北海道にいる母方のお祖父さま(どうも、高名な方)に会ってくれ、と言われます。そこで、空海は北海道に行き、稚瀬布(ちせっぷ)発、月館行の幻夜号に乗り込みます。

    上巻は、佐々木ワールド全開です。
    列車(電車で…