「バジリクス」で見せた山田風太郎とせがわまさきの名コンビが再び・・と聞いて、こいつは押さえない訳にはいきません。会津七本槍に家族を惨殺された堀一族の女たちの復讐の物語。圧倒的な実力差の中でいかに復讐を遂げていくか。そこが指南役を買って出た柳生十兵衛の腕の見せ所となるのです。
作品名の“Y十M”は柳生の紋からだそうで。中盤までのいかにして会津七本槍を倒すかのくだりは面白かったのですが、会津編からは戦いも泥沼化してしまって、悪ふざけが過ぎる展開も多く、終盤は随分と盛り下がってしまいました。ラストもあっさりめ。
「バジリクス」と違い11巻までも買い続けたのに残念・・という気持ちが強いです。
