‘90年に連載されていた分を収めた1巻。そして’99年に「少年エース」に連載された「完結編」の2巻からなる対テロ部隊の首都圏治安警察機構こと通称・首都警の犬のような生き様を描いた作品。ずっと温存されていたものがようやく完結されたみたいです。これをベースにした映画「人狼 -JIN-ROH-」が作られたりもしてます。映画監督である押井守が原作というのが珍しい。押井ファンとして読まずにはいられなかった作品でした。
字が多い(台詞が長い)し、政治的背景が複雑なので、流し読み程度では中身が頭に入ってこないと思います。一般受けはしないかもしれないけど、少なくとも押井ファンなら絶対お薦め。
藤原カムイの描く絵のレベルが9年の年月を感じさせる。1巻も決して下手ではないんだけど、2巻の方が断然上手くなってる。そういう意味で1巻と2巻とでは少し違う印象を受けるかもしれません。
カバーのように見えるけど実は帯だという、ちょっと変わった装丁にも注目。
