さいはての島へ ゲド戦記III / アーシュラ・K・ル・グウィン・作 清水真砂子・訳

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世界の均衡が崩れだしたのを感じ取ったロークの大賢人 ゲドは、若き王子 アレンと共に旅に出る…。作中、ゲドはかなりの老人のように描かれてますが、実年齢は40~50歳くらい(?)とかいう記述があったような。平均寿命が短いのかな?
大賢人ともなったゲドは、まだ幼さの残るアレンの引導役といった感じで、活躍はあってもいまいち目立ちません。これまでのシリーズを通して、こちら側とあちら側、つまり生者と死者の世界がテーマになってるように思いますが、今回は本当に死者の世界に旅立つので、今までよりは派手かもしれないけれど、何となく煮え切らない感触も残ってしまいます。相変わらず掴み所の難しい、抽象的で哲学的な話なのですけど、中盤以降はダレ気味だったかなという気持ちも。でも、ここまで読んだので、あと2巻。何とか読んでしまおうと思ってます。

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