pink / 岡崎京子

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表はOL、裏はホテトル譲のユミ。売れない作家志望のハルヲ。ユミの義理の妹 ケイコ。この面々が繰り広げるノーテンキなようで、残酷な物語。
『これは東京というたいくつな街で生まれ育ち「普通に」こわれてしまった女の子の(中略)冒険と日常のお話です』、『すべての仕事は売春である』。あとがきの2つの言葉が象徴しているように、これは単なる“電波な女の子”の物語ではありません。幸せになりたい → でも幸せは自分とは程遠い所にあるのも分かっている → それを他のモノで埋めようとしている、そういう物語です。ただし“他のモノ”は所詮“代用品”。そこから生まれた歪みが徐々に拡大していきます。
リバーズ・エッジ」に比べると幾分インパクトは薄いけれど、それでも相変わらずのレベルの高さには驚かされます。「マンガ夜話」のムックが発売されていて、そちらと併せて読むと非常に興味深いです。

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