少し特殊なRPG。来るラグナロク(世界の終末)に備える為に戦乙女ヴァルキリーとなって、世界中の死んでいく人々の中から戦士となり得る者を選別し天界に送る、というのが大きな流れ。もう少し現実的に説明すると、それぞれのキャラクターのイベントを見て仲間にし、ダンジョンなどで強くしてから天界に送ると評価値(これが0になるとゲームオーバー)が上がりアイテムなどが貰える、という感じ。
まず世界観やストーリーについてですが、徹底的に西欧神話な内容なので、好きで堪らない人とかいるのは理解できます。ですが、個々のキャラクターのイベントの出来があまりよろしくなく、またそれが適度にうんざりするくらいに長く、ほとんどのキャラクターは仲間に入れた後はストーリーに絡んでこない、というのはなかなか難しいところです。後、『Aエンディングを見ようと思うとちょっと普通では気付かねぇよ』とか『あのオープニングとエンディングのアニメのショボさは何?』という突っ込みもあります。
戦闘システムが秀逸で、キャラの順番を考えコンボを繋いでいく感覚が楽しいです。ただ単にコンボを繋ぐと敵を倒し易くなるだけでなく、タイミングによって魔晶石(経験値の増加)や紫炎石(必殺技ゲージの減少)、宝箱(アイテムの入手。この作品ではこの手段でしか敵からアイテムを入手できない)が出現するというのも巧いです。実はクリア後にセラフィックゲートという隠しダンジョンが出現するのですが、正直本編よりそこの強い敵と戦ってる方が面白かったです。仲間が全員使える他、ここでしか仲間にならないキャラもいたりとか、強力な武器が手に入ったりとかして。自分の頑張りが素直に反映されるというか。
やっぱり好きな人は好きなのかなぁって感じでした。僕は結局セラフィックゲートのデータだけ残して本編のは消してしまいましたけど。
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