“ジェネラル・サポート”というソフトハウス(懐かしい呼び方…)をご存知でしょうか。国産ウォーゲームの大家です。主な土俵はパソコン界。当時PC-88っ子だった私にとって、このメーカーのウォーシミュレーション群は・・『16ビット以上のみ対応』だったんだから、思い出も何もありゃしませんわな。
時は流れて十余年。思い出すように昔のゲームのチェックをしてみると、ジェネラルサポートのゲームをスーファミに発見! 流石に16ビット(くどい)の底力ですねえ。
内容はといいますと、戦車戦をモチーフにした戦術級ゲームです。プレイヤーは、十台前後からなる戦車隊を率い、各戦場マップにおいて勝利を収めることを目指します。主人公はもちろん戦車! 速度、装甲(前後左右、砲塔と車体の区別あり)、火力等、限られたデータでよく個性づけられています。足回りの速い戦車で側面に回り込み、200mから徹甲弾を放つ。補給車を偵察に回し、敵の侵攻ルートに自走砲を置いておく。損害を覚悟で飽和攻撃をおこなう…。そんな戦場の雰囲気が感じられる好ゲームです。
CPUのルーチンは読めるのですが、難度は決して低くありません。自軍(ドイツ)の戦車はあまり強くないんですね。英軍、ソ連軍のしぶとさ、いやらしさはたまんないものがあります(米軍は弱い)。この戦力差を覆すものは“読み”。CPUの動きをパターンにはめてゆくことです…ってなあ、200mで先手取ったのに弾外れんでくれよ…。
しかし全体としてみた場合、不確定要素は高いレベルのバランスで組み込んであります。レスポンスのよさ、音楽、テキストまわりの小気味良さ等、いずれも名作として十分な評価がくだせるでしょう。割と小人数で作られたのも驚き。小さいけど、固い。スーファミ戦争モノの白眉です。
*「パンツァーリート(戦車兵の歌)」は音声付き。もはやメインテーマと化しています。
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