1999ChristmasEve / Win

『フリーウェアのサウンドノベルならとりあえずコレ』と言われるくらい有名な作品。クリスマスイブの日、勇気を出して誘った彼女との旅行中に、ある古い教会を訪れることになる。そこで起こる様々な奇妙な出来事。二人は悪夢のような一夜を乗り越えることができるのか?
かまいたちの夜」をモデルに作ったというだけあって、そちらを意識したネタなども出てくるんですが、話の内容は全然違います。「かまいたち…」はホラータッチの推理モノでしたが、こちらは本当のホラーなんです。なので、個人的には進むにつれて大仰になってきてしまう話(ちょっとネタバレで言うと霊が稲妻を出したりとか怪物が出てきたりとか)には辟易してしまいました。また、話の進行も大きな流れのストーリーの様々なバッドエンドを避けて正しい道を進んでいくタイプで、意外なラストに辿り着くような楽しみも少なく、ただ単にラストを目指して読まされているような印象を受けてしまいます。ただ、僕は収録されている適性検査が40%だった人なので、この辺は好みの問題かもしれません。
それより、このソフトを作っているエディタ「吉里吉里」の仕様が親切で、これだけならSFC版の「かまいたち…」を上回る出来だと思います。文章力はしっかりしてますし、作りも丁寧なので、好みが合うのであれば楽しめる作品だとは思います。

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