シリーズ自体はさほど有名ではないものの、この「III」と「IV」だけは今でもファンがいるらしいRPG。ここまで語り継がれるのだから何かあるのだろうと手を出してみました。
RPGとしてはかなりグダグダな仕上がりです。レベルに合わせてモンスターの強さが変化する(らしい)システムのせいで戦闘の必要性が希薄で、その割にやたらとエンカウント率が高く、ボスはやたらと固かったり属性防御なしでは苦しかったり。ストーリーも序盤~中盤に渡ってかなりどうでも良い展開です。不死を演出する為にやたら高所から飛び降りねばならなかったり、主要キャラ(特にレイオン)の話す内容にいまいち知性が感じられなかったりで、ゲンナリしてました。
しかし終盤、それが一変します。・・と言ってもゲームバランスまでもが改善される訳ではありませんけど、ストーリーが急に面白くなってくるのです。神々の身勝手な思惑と、人間の持つ業とが衝突して、悲しいエピソードが生まれてしまいます。この終盤の展開があるからこそ語り継がれる作品なのでしょう。僕はもう二度とやり直さないと思うけれども、このラストが見られただけでとりあえずは満足した・・ということにしておきます。
