ピアノのセンスはいまいちだけど音を聞き分けるセンスはピカイチの浪人生 和音(カズオ。通称・ワオ)。天才的なピアノのセンスを持ちながら野球を続けたいと思っている小学生 うた。ワオはうたの才能に気付き、指を痛めるかもしれない野球を何とかしてやめさせようとするのだが…。手塚治虫文化賞の優秀賞を受賞した他、文化庁メディア芸術祭でも優秀賞を受賞した作品。
作画は望月峯太郎をもうちょっと崩したような感じで、ノリも何となく似てるような気がする。前半の野球の部分はあまり好きではないけど、2巻辺りからのうたが頭角を現していく過程なんかは惹き込まれます。散々貶されながら、徐々に成長を遂げていくワオの物語もイイ感じ。最終的にある事件が起こり立場が逆転してしまうのですけど、それを克服していくラストの盛り上がりは圧巻です。
音楽についての専門知識が披露されてる訳ではなく演奏シーンもさほど多くはないのだけど、それでいて“音”を感じられる、『音楽が好きだ』って想いを受け取れる作品に仕上がっています。
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- さそうあきらのホームページ
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