アイルランドからアメリカに移住してきた一家の物語。ストーリーは本当に他愛のないものだけど、子役2人の愛らしさと、丁寧なエピソードの語り口とで、名作とまでは言わないけれど、見ても損はしない作品へと仕上がっています。危ういところで絆を保ち続ける一家の関係も切ないけれど(父親、パディ・コンシダイン、が時々見せる振り絞ったような笑みが凄い)、他人に心を開かなかった芸術家のマテオと姉妹の打ち解けていく過程が何だか凄く心が温まります。
ただ何となく、タイトルで損をしてるような作品。別に酷いとは思わないけれど、もうちょっと気の利いたタイトルなら、もっと幅広く鑑賞してもらえそう。
