ふぬけた生活を送っていた青年は、これまで面識のなかった伯母が何者かに殺害されたことを知らされる。身辺整理を引き受けた彼は、伯母 松子(中谷美紀)の転落人生を追うこととなるのだが…。
松子の人生は裏切りと挫折の連続でした。その松子が紆余曲折を乗り越え、“嫌われ松子”と呼ばれるようになるまでの過程が描かれるのですけど、序盤こそコメディタッチながら中盤以降はグイグイ引きこまれます。幸せになる道もあった筈なのに、あえて間違った方、駄目な方を選んでしまう松子は気の毒といえば気の毒なのだけど、これまでの蓄積がリセットされてしまう人生ってのは恐いなぁと実感したのでした。
