‘スタジオジブリ’ タグのついている投稿

耳をすませば / アニメ

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柊あおいの同名の漫画が原作の作品。キャラクターデザインは宮崎駿なんですが、監督は近藤喜文。そのせいか内容は宮崎駿作品よりも「おもひでぽろぽろ」などの高畑勲作品に近いような気がします。
原作と違う点は天沢聖司の目指してるのが画家ではなくバイオリン技師(というのか? バイオリンを作る人)だということ。確か月島雫も小説を書いて頑張る、といった話ではなかったように記憶してます。
途中までの展開はなかなか良いのですが、最後の最後でこけてしまったという感じ。中学生なのに『結婚しよう』はないだろう、普通。あそこで『好きだ』くらいで終わらしておけばかなり印象が違ってきたと思います。また、雫の父親(立花隆がやってる)の演技が拙すぎ。もともと声優じゃないにしてももう少しどうにかして欲しい。
スタジオ・ジブリ初のデジタル合成となる井上直久のイバラードの世界ですが、これに関しては良いです。実は後に受験したことのある“とある美大”の教授の一人だったと知って驚いたのですが。色を適当にばら撒いた中から形を見出していくというなかなか凄い描き方をするそうです。

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魔女の宅急便 / アニメ

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角野栄子の同名の絵本が原作。この作品は監督は宮崎駿なんだけど、キャラデザインは小説「海がきこえる」、漫画「D’ARC」(新刊は?)、ゲーム「玉繭物語」で有名な近藤勝也というところがこれまでの作品とはちょっと違う。
魔女の見習いであるキキの成長の物語。キキの相方 黒猫のジジもトトロと並んでジブリの顔になってます。キャラクターが全員魅力的ですね。ヨーロッパの何処かお洒落な雰囲気も見所。久石譲の曲はもちろん、松任谷由実の「ルージュの伝言」、「やさしさに包まれたなら」もその雰囲気にバッチリ。
ラストがどたばたしてしまってちょっと押しが弱いような気もするけど、良い作品になるんじゃないでしょうか。

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紅の豚 / アニメ

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ジーナ。それは永遠のあこがれ。優美で気高く、いかにむくつけき男なりとも彼女が現れるだけで『ふにゃー』ってかんじになってしまう。金持ちの男に求婚されても鼻であしらい、夢を追う美しい男と恋をし、苦い失恋を味わう。嗚呼、それはまさに、私の人生の目標。嗚呼、ジーナ。あなたのような素敵なマダムに私もなりたい。 - posted by アイ

『カッコイイとは、こういうことさ』・・というキャッチフレーズにもあるように、この言葉に尽きる作品。何が格好良いって飛空挺ももちろん格好良いんだけど、宮崎作品に共通して見られる人間関係の気持ち良さが最も顕著に表されてると思います。空賊たちやカーチスですら憎めない。宮崎駿の作品の中では一番好きです。
原作は「宮崎駿の雑想ノート」に収録されてる「飛行挺時代」。この映画版と一番違う点はホテル アドリアーノのジーナがいない点でしょうか。このジーナ。声をやってるのはエンディングテーマ曲の『時には昔の話を』を歌ってる加藤登紀子。ちなみにピッコロおやじは桂三枝だというのにも注目です。

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もののけ姫 / アニメ

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耳をすませば」より取り入れたデジタルアニメの手法をフルに使った作品。公開前から相当話題になりました。僕も公開2日目には観に行ってたし。
でも、何か期待外れ。ラストがドタバタになってしまってる上に、光に包まれて全てが丸く収まったというのはアリなのか? 何故か作品自体よりも歴史的な解釈が中心に取り立たされてたのも不思議。更にテーマが『自然の脅威と人間のエゴ』みたいなところまでいってたから簡単に答えが出せるとは思えないけど、何らかのものを形にして提示して欲しかったような気がする。
拘りが伺える映像もデジタルの使い方はいまいち。如何にも『ここはデジタルでやりました』って思えてしまう段階では辛い(気付かないレベルで使ってあるところもあるみたいだけど)。やるなら押井守みたいにモニター画像として使うとか工夫が必要だと思う。若しくはCGの質をもっと向上させるとか。一応、セルとの違和感を感じないようなソフトを使ったって話だから近頃の中途半端なデジタルアニメとは比べ物にならない出来ではあります。
正直この作品で宮崎駿作品に見切りをつけてしまった感があります。今でも嫌いになってしまった訳ではないにしても。

評価も興行も大成功したすごい映画。でも、なんであんなに大ヒットしたんだろう? 内容が良かったという人もいるけど、テーマは平凡だし結論も月並み。だって“自然/人間”、“自然/文明”の問題に“共生”というキーワードで答えただけ。
映画には“物語”が良いものと“感覚”が好いものがあるとするなら、「もののけ姫」は“感覚”が好かった映画なんじゃないかと思う。矢が飛んで行くシーンに代表される疾走感は、見ていて気持ち好かった。宮崎駿氏の映画の魅力は、飛翔感にあるのかもしれない。だから、今後のジブリ作品も、あの“感覚”を見せてくれるなら、きっと人気を保てるんじゃないでしょうか。 - posted by 若

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となりのトトロ / アニメ

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子供達に絶大的な人気を誇る作品。トトロはスタジオ・ジブリのシンボルキャラクターにもなっており、キャラグッズグッズも沢山発売されてます。
この歳になると流石に『子供っぽい話だな』とは思いはするものの何故か観てしまう(そして面白い)。もしかしたらそれは子供の時に感じた不思議な気配みたいなものがこの作品には表現されてるかもしれない、とか思ったりして。例えば夕闇が徐々に辺りを染めていく雰囲気なんか。
主人公のサツキとメイ(どちらも“5月”の意)の掛け合いもほのぼのしてて良いです。久石譲の曲も聴かせます。特にオープニングの「さんぽ」とエンディングの「となりのトトロ」は聴いてると何だか元気が湧いてきませんか?

「となりのトトロ」に出てくるトトロやネコバスなどは、今でも人気があるキャラクターで、昔からいた空想の生き物になったような感じさえすでに受けます。でも、「トトロ」はキャラクター以外にも、強い印象を植えつけたものが、じつはあるんです。
「トトロ」の舞台は、外国でなく明らかに日本。時代も大昔でも未来でもない近過去。場所は昭和30年代くらいの田舎の農村です。あの風景を“日本人の故郷”だとか“日本の(典型的な)風景”だと思ったり、中には“懐かしさ”を覚える人もいるじゃないでしょうか。ある年齢以上や田舎の農村育ちは別として、そうじゃない人でも。それなら、間違いなく“植え付けられて”います。宮崎駿は「トトロ」で、空想の田舎の農村姿を“日本人の原風景”の姿として植え付けるのに成功したんです。今後も「トトロ」は、アニメに多く触れる年少のうちに、あの景色を日本の典型的な故郷像として植え付け続けるアニメなんではないでしょうか。 - posted by 若

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