ベルセルク (1~32巻) / 三浦建太郎
やはり特筆すべきは絵の上手さ。最初の頃に比べるとものすごく上手くなってる(大体ガッツが大人になるくらいから急に)。ガッツの苦悩の表情や使徒達の迫力がある意味、残酷なまでに描き込まれてある。
そして3巻から延々14巻まで続く前フリ。この長い回想部分から読み始めた人は騎士ものだと勘違いしてたんじゃないかと思う。この回想部分が一番面白いって言う人もいるんだけど、やっぱこの話は人間ドラマが主だと思うので、あの前フリがあって『さあ、これからどうなる?』ってところが魅力じゃないかと。
以前見た「BSマンガ夜話」で岡田斗司夫が『この漫画はバカ系バトル漫画だ』という発言をしてました。理詰めで勝ち負けが決まる“知的バトル漫画”(「ドラゴンボール」、「ジョジョの奇妙な冒険」など)に対して、やられてもやられても友情やら気迫やらで復活して敵を倒していく“バカ系バトル漫画”(「魁・男塾」、「聖闘士聖矢」など)という2種類の区分ができるとのこと。そう言われてみると何となく納得できます。
現在も実にマイペースに連載は進んでいるようです。アニメ化やゲーム化もされています。
