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邪魅の雫 / 京極夏彦

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京極堂シリーズの第9弾。榎木津の婚約者が次々不幸に遭う事件が発生。探偵助手の益田は調査を始めるが…。
途中読むのが止まってしまった時期もあって、いまいち乗り切れていなかったのもあるのだけど、大変回りくどい話でした。読めるのだけど、今ひとつ楽しめたとは…。う~ん…。

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百器徒然袋 -風- / 京極夏彦

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京極堂シリーズの榎木津探偵が主人公となる番外編の第2弾。前回苗字が明らかになった本島が今回もあれやこれやと事件に巻き込まれて…。
本編と違って軽いタッチで読めるのですけど、もう今や完全にファン向けの内容だなぁと。楽しめるけど、スゲェ面白いとは言えない感じ。

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陰摩羅鬼の瑕 / 京極夏彦

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前作から6年ぶりとなる京極堂シリーズ。初夜が明けると花嫁が殺害される怪事件が発生。真相解明に榎木津探偵が招待されるが…。
待ちに待った割には『何だこんな感じか』という感想。大体1/3ほど読んだあたりで犯人と事件のカラクリが読めてしまうのもその理由の一つ。わざわざ京極堂がこなくても誰か気付くだろう、とか思いました。陰摩羅鬼の解説も出てこなかったし。
何かいまいちだったので、次は早いこと出して欲しい気分。前巻までの流れはどうなったの?

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覘き小平次 / 京極夏彦

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嗤う伊右衛門」のシリーズだとか聞いたような気もする怪談を基にした作品。前作は最後まで読んでみないとタイトルの意味が不可解だったりしたけど、今回は序盤からその意味が分かります。全体的に読み易くサクサクと読了したものの、前作ほど衝撃を受けたかというとそうでもなく、極普通でした。
ちょっと気になった点が一つ。(幾分ネタバレ)最後まで読むとお塚は実は「巷説百物語」の“山猫廻しのおぎん”なんじゃないか・・と思える部分があったのですけど、どうなんでしょう。前作から小股潜りの又市、今回は事触れの治平も登場して、世界観は繋がってるようですが…。

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嗤う伊右衛門 / 京極夏彦

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「四谷怪談」として有名な“お岩さん”の物語がラブストーリーとして蘇る。誰もが知っていてイメージのできていた物語がまったく違うストーリーにして示されたのには驚いた。僕たちがよく知っている怪談に出てくる人格とは伊右衛門もお岩もともに少し違っていることのがその理由だろう。それは、僕にとって、そして他の人にとっても新しいイメージでないかなと思う。
四谷怪談に描かれているような欲に目がくらんでお岩を捨てる人格でなく、愛しいと思う気持ちを持っていることをうまく伝えられない人格として伊右衛門は描かれてる。ただ怨みを抱えた人格でなく、容姿が醜くても尊厳を失わない人格としてお岩も描かれてる。2人とも気持ちをうまく伝達できなくて、誤解を与え、そして抱えている。だから最後に伊右衛門がとった行為を知ったとき、ただハラハラと涙させられる。 - posted by 若

何か書き辛かったから、ずっと放っておいたんだけど、いい加減書いてしまおうかと。京極夏彦の作品は何故か書き辛いんですよ。面白いのは分かってるんだけど、どの辺かがはっきりしてないからだろうか。
「四谷怪談」の京極版です。ハードカバーのと新書サイズで発売されてますが、どっちかいうとハードカバーの装丁の方が雰囲気が出てるかも。
「四谷怪談」をベースにしてるとは言え、オリジナルとは大分解釈が変わってます。伊右衛門の真面目だけど、何を考えてるのか分からないキャラが不気味。巷説百物語 シリーズで大活躍の小股もぐりの又一さんも登場してます。
『とりあえず京極夏彦を読んでみたいけど、厚さが…』という人にお薦め。

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