
横山秀夫の同名の作からの映画化。原作はむさ苦しいオッサンばっかりの話だったと記憶してますが、鶴田真由が出演するなど、若干アレンジが加えられています。また原作では章ごとに主人公が変わり、終盤にそれぞれのエピソードが集約されていく仕掛けになっていましたが、映画版ではそれぞれの登場人物のエピソードを追いかけていく感が強く、小説のような仕掛けは感じられませんでした。
出演陣の演技力は申し分なく、原作の雰囲気をよく伝えていると思います。どちらがオススメ・・と言われると原作を推しますが、それはTomokuiが原作を先に読んだからで、人によって変わりそうです。スタッフロールに流れるエンディングテーマの森山直太朗「声」が某・生命保険のCMソングで、そちらが思い出されてしまったのは残念。
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- 映画「半落ち」公式サイト
- 半落ち(Wikipedia)
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現職警官だった梶は、アルツハイマーに侵される妻を殺害し自首してくる。動機も経緯も明確、でも殺害から自首するまでの空白の2日間については頑なに口を割ろうとしない。空白の2日間の“半落ち”状態に様々な男が挑むが…。
高潔に生きるのはとても難しい。誰もが思い通りにならなかったり、泥水と分かっていて飲まなければならなかったり。現にこの作品の大半の登場人物たちも“大人の事情”にのまれてしまう。でも、中には本当に高潔でい続けられる人もいる。
梶の妻殺しの理由は、実際に介護に明け暮れている人からは納得いくものではないでしょう。でも、梶のあの姿は何らかの感慨を呼ぶのではないかと思います。
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