機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1~16巻) / 安彦良和
小さい頃に「ガンダム」を観て、ロボットへの憧れを持ち続ける人達のことを“ガンダム世代”なんて言葉で表現したりもするのですけど、未だガンダムへの熱が冷めやらぬファンの為に「ガンダムエース」などという雑誌まで創刊されています。そしてその雑誌に連載されているガンダム漫画の中で最も注目度が高く、また、ファンの心を掴んでやまない作品、それがこの“安彦ガンダム”なのです。
安彦良和というと「ジャンヌ」や「虹色のトロツキー」などの漫画も描いておられる方なのですが、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラデザインを担当していたと説明した方が通りが良いのではないでしょうか。その安彦良和が直々にガンダムを描こうというのだから、それだけで凄いのです。しかもこれがまた面白い。確かにこれまでガンダム云々に触れてこなかった人にこの作品がどう受け取ってもらえるかは甚だ疑問ではありますが、少なくともガンダム世代と呼ばれる人なら感涙の出来だと思います。流石に古臭い部分も感じないではないですけど、当時の思い出も含めて今一度読んでみるのをお薦めしたいです。

