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フラグメンツ (1~4巻) / 山本直樹

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「世界最後の日々」(2巻に収録)が一番好きな作品。
1999年7月。ノストラダムスの予言のおかげで一種独特の意味をもった年月だったのだけれど、もうその記憶も薄れていくんだろうな。でも実際にそれが事実だったとしたら何をしていただろう。
胡散臭いカミサマから“恐怖の大王”をやっつけることを頼まれるボク。でも世界が滅亡するのなら行きたい所へ行き、やりたいことをやると、“欲望だけのセックスと、金属バットのボーリョク”を実行に移すことになる。
出発点は何だって良かったんだろう。実際にはカミサマが現われなくても出来事は変わらなかったのかもしれない。ただ、行きたいところに行き、したいことをするつもりだった彼は、本当にそれを実行できたのかなと思う。途中からそんな最初の気持ちを外れて、ただ動き出した以上、セックスとボーリョクが続いていったような気がする。
終わりが見えるときになって正気に、初めて正気になる。事態はいつも始まってから意味がわかる。そういう自分の記憶を思い出す。 - posted by 若

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