
S&Mシリーズの第9弾。偶々居合わせた犀川助教授と西之園くんが巻き込まれる、モデラーの集会での密室殺人事件。
前作あたりから厄介そうな事件に見えて、実はこんなに単純だったという話になってきてます。んでもって、仕掛けの面白さより、登場人物の精神性を重んじる傾向があるように思われます(例えば、「封印再度」や「幻惑の死と使途」なども同様の傾向があります)。今回も密室殺人のトリックそのものより、犯人の嗜好性(又は動機や意図)と呼ばれるようなモノが一番不可解だったり。
個人的には久々に犀川助教授と西之園くんのやり取りが見られて満足。
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S&Mシリーズの第8弾。洋館で起こる密室殺人モノ。
あまり詳しくは語れないのですが、まさかあんなトリックだったとはって感じでした。最初からどうも違和感を感じてはいたのですけど。ミステリーとしての仕掛けは単純で、でも、小説としてのトリックにやられたという感じ。そういう意味ではシリーズ中の異色作とも言えると思います。
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S&Mシリーズの第7弾。前作「幻惑の死と使途」とは連作になってます。偶数章しかないのはそのせいだとか。
西之園萌絵の親友 簑沢杜萌が実家に帰省すると、家族は誘拐されており、自身も囚われの身となってしまう。まもなく家族は解放されるが、今度は家に居た筈の簑沢素生の姿が消えていた。それらは犀川助教授と萌絵が例の奇術師事件に巻き込まれている真っ最中のことであった…。
少し反則かと思えないでもない終わり方でした。今まではいろいろな状況証拠から筋が通るシナリオを構築して謎を解いていくという感じでしたが、この作品ではそれぞれの証言(部分的に欠落したり、意図的に隠蔽されたりしている)を基に失われたピースを補っていくという感じで、これまでの作品とはスタイルが違うように感じました。個人的に犀川助教授と萌絵のやり取りを楽しみにしてるので、その分、物足りないような。
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S&Mシリーズの第6弾。今回は「夏のレプリカ」と連作になってます。奇数章しかないのはそのせいだとか。
天才奇術師 有里匠幻の殺害現場は多くの人が見守る自身のステージの上だった。更にその葬儀にて彼の遺体が皆の目を欺いて消えてしまう。彼は死してもなお、奇術師として生き続けるのだろうか…。
この作品を境に作風に幅が出てきたような気がします。というか、実際変わってくるのは「夏のレプリカ」からなのですが、連作なので、この作品からということになるのかと。丁度マンネリを感じ始めてないでもなかったところだったので、良いタイミングで変わったというべきでしょうか。
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S&Mシリーズの第5弾。香山家の蔵にて密室殺人事件が起こる。しかし、その事件には50年前に起こった事件との奇妙な類似点があった…。
天地の瓢(コヒョウ)、無我の匣の謎が面白かったです。それとシリーズの一大転機となり得るフェイントが登場します。益々親密な中になっていく犀川助教授と西之園くん。これからどうなっていくのでしょうか。
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