
知的障害者のサム(ショーン・ペン)は出産後に蒸発してしまった妻に代わり単身で娘のルーシー(ダコタ・ファニング)を育てることになる。しかし、娘の成長に従い7歳児相当の知能しかないサムの養育能力が疑問視され始める…。
誰もが愛されたいし愛したい。でも、複雑な人間関係は簡単にそれを許してくれません。この作品に悪者は登場しないけど、相手のことを想うがこそ残酷な道を突きつけねばならない場合だってある。
正直それほど期待して観始めた訳ではなかったのだけど、意外や意外、自分が観てきた映画の中でもトップクラスの作品でした。こんなに清々しい気持ちになれる映画は久々に出会えました。
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大女優 紫野美冬(大塚寧々)の隠し子として誕生したニコ(永井杏)。ある日、かつて美冬の付き人をしていたケイ(木村佳乃)の所に小学生に成長したニコが訪ねてくる。こうしてケイとニコの奇妙な共同生活が始まったのであった。小沢真理の同名の漫画が原作。
ストーリーが斬新とかテーマが深いとかそういうのは一切ないけれど、ほのぼのとしたやり取りの中に登場人物たちのいろんな優しさがあって、これが意外や意外、かなり良かったのでした。ところどころ伏線らしき部分が解決なく終わってしまいましたけど、特に不都合がある程ではなかったですし。台詞もよく考えられていて、個人的には最近最大のヒットでした。
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- NHK連続ドラマ「ニコニコ日記」(公式サイト)
- ニコニコ日記(Wikipedia)
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無敗のボクシングのチャンピオン 五島雅。年をとり、人から“廃人工場”と呼ばれても彼は戦い続けることにしか生きる意味を見い出せず、ボクサー、またチャンピオンとしての幕を引く為に“壊れないオモチャ”を求めていた…。
上巻の最初はまだ絵がまとまっていないのでノリが悪いような気がするけど、トラビスとの試合が始まると完全にそのペースに乗せられてしまいます。五島の一見普通の人に見える、でも見る人が見ればその異常性に気付いてしまう、その意図せずに伏せられた狂気にゾクゾクします。そして、あの結末。最後に五島は花を咲かせたのかもしれないけれど、同時に踏み込まなくてもよい、踏み込んではいけない領域から帰ってこられない、孤独な人間になってしまっているのです。
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ピアノのセンスはいまいちだけど音を聞き分けるセンスはピカイチの浪人生 和音(カズオ。通称・ワオ)。天才的なピアノのセンスを持ちながら野球を続けたいと思っている小学生 うた。ワオはうたの才能に気付き、指を痛めるかもしれない野球を何とかしてやめさせようとするのだが…。手塚治虫文化賞の優秀賞を受賞した他、文化庁メディア芸術祭でも優秀賞を受賞した作品。
作画は望月峯太郎をもうちょっと崩したような感じで、ノリも何となく似てるような気がする。前半の野球の部分はあまり好きではないけど、2巻辺りからのうたが頭角を現していく過程なんかは惹き込まれます。散々貶されながら、徐々に成長を遂げていくワオの物語もイイ感じ。最終的にある事件が起こり立場が逆転してしまうのですけど、それを克服していくラストの盛り上がりは圧巻です。
音楽についての専門知識が披露されてる訳ではなく演奏シーンもさほど多くはないのだけど、それでいて“音”を感じられる、『音楽が好きだ』って想いを受け取れる作品に仕上がっています。
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大手デザイン会社の実力派のデザイナーでありながら仕事に嫌気がさし、独立してしまう貫井(堤真一)。そして、会社を辞めてまでそのデザイン事務所に名指しで引き抜かれたかと思いきや、実は人違いだったという籐子(深津絵里)を中心とする物語。
個人的にデザイン関連の話なのもあって非常に興味深く観られました。勿論、ドラマ的でリアリティに欠けるところもありますし、無条件に素晴らしかったとは言い難いですけど、仕事に関してああいう気持ちを持ち続けられたらな、という憧れは感じます。また、目まぐるしい表情の変化で感情を表す深津絵里の演技が見事です。籐子の親友 真季も結構好き。
恋愛モノとしては王道ではありますけど、再放送までしっかり観てしまった好きな作品なのでした。
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