PLUTO (1~5巻) / 浦沢直樹
手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の一編「地上最大のロボット」を「YAWARA」や「MONSTER」で有名な浦沢直樹がアレンジ。原作は読んだことがないのですけど、手塚版に比べるとロボットたちが随分と人間臭く描かれているような。一つ一つのエピソードが丁寧でイイです。まだまだ話は始まったところですけど、これは期待の作品です。
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手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の一編「地上最大のロボット」を「YAWARA」や「MONSTER」で有名な浦沢直樹がアレンジ。原作は読んだことがないのですけど、手塚版に比べるとロボットたちが随分と人間臭く描かれているような。一つ一つのエピソードが丁寧でイイです。まだまだ話は始まったところですけど、これは期待の作品です。
かつては凄腕の傭兵、現在は戦闘インストラクターを営むジェド・豪士を主人公とする短編完結モノ。「MONSTER」、「20世紀少年」などでいろいろと話題の浦沢直樹の作品です。文庫版も発売されています。
巻数もそれほど多くないし、全体的に「MASTERキートン」を小ぶりにしたって感じの内容。ただ、主人公にキートンほどの魅力はなく、話もいまいち盛り上がることなく終わってしまってます。しかも、流石に古い作品なだけあって、時事ネタが分からないところも多数(これは僕の勉強不足でもあるのですが)。おそらく現在では事情が変わってきている部分もあるのではないかと。
とは言え、充分に楽しめる作品にはなってると思います。「MASTERキートン」が好きならまずいけるのではないでしょうか。
原作者付きの真面目路線の作品。言うまでもない名作です。題名は喜劇役者バスター・キートンにかけてあるんでしょうか。
短編一つ一つのレベルが高い。その短編の中に織り交ぜてあるキートンの夢。僕の好きな話は赤い風の出てくるやつ。赤い風の雰囲気が好きです。最後の17・18巻あたりは一気に読んでしまいましょう。
別冊として「キートン動物記」(断るまでもなく「シートン動物記」にかけてある)っていうのが出てるんだけど、2・3ページずつの短編の割にはまとまってる方(流石に強引なのもあるけど)。フルカラーだしファンなら(値段が高いのを除けば)是非読んでおいて欲しい一冊です。
最終巻の初回限定版(「なまえのないかいぶつ」の絵本付)が発売されるなり瞬く間に売り切れてしまった大人気作品。ラストは期待していたよりもあっさり目で、もう一波乱くらいあるのかと思っていただけにちょっと拍子抜けな感もありました。大体こういう謎を引っ張ってる作品では最後まで読んでしまうとガッカリということが少なくないのですけど(「ドラゴンヘッド」とか)。
全体的には少し冗長だったかも。多数のキャラが登場してますが、本筋には絡んでこなかった人も多かったりして寄り道が多かったような。盛り上がる所は盛り上がってるし、つまらなかった訳では決してありませんでしたが、丁寧に外堀を埋めていく展開はあまりにも説明的すぎで、もう少し読者の想像力に任せるような部分があっても良かったんじゃないかと思います。
正直「MASTERキートン」の方が読む価値はあるとは思うものの、原作者ナシでここまでの作品を描き上げる浦沢直樹の実力は素晴らしいです。