アンテナ / 田口ランディ
「コンセント」から続く3部作の2作目。話の大きな流れは他の2作と大体同じですが、今回はやけに“性欲”とか出てきてちょっとうんざり気味。SMの女王とかも出てくるし。正直、田口ランディはこの3部作でお腹いっぱいな感じです。
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「コンセント」から続く3部作の2作目。話の大きな流れは他の2作と大体同じですが、今回はやけに“性欲”とか出てきてちょっとうんざり気味。SMの女王とかも出てくるし。正直、田口ランディはこの3部作でお腹いっぱいな感じです。
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「コンセント」 → 「アンテナ」 → 「モザイク」の三部作となるらしい、第1作。何故か「モザイク」から読んでしまったのは凹みどころ。
「モザイク」でも繰り返し言っていた『新しい価値観や感受性を備えた人々が生まれつつある』というのは、全てが共感できる訳ではないものの、何となく分かる部分もあって面白い。でも、最後の方で主人公が何かを悟りきったような達観した風になってしまうのは厭。やっぱ内面へと傾きすぎている面もあって、その辺はついていけませんでした。
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ネットで小説を発表し、そこからメジャーデビューを果たしたという田口ランディの中編小説。過不足なく動き続けている(ように見える)現代社会からどうしても異端視されてしまう人々、そしてそういう中から生まれる社会との接触を断とうとする人たち。そういう人を納得させた上で適切な場所へと連れて行く移送屋で働く主人公 ミミが直面する不思議な体験とは?
社会の切り取り方にリアリティがあり、説得力があります。途中までの下りは好きなのだけど、最後の方の盛り上がりがフィクションというよりは“ファンタジー”になってしまっていて、急に面白くなくなってしまいました。でも、話によると三部作らしいのだけど、他のも一度読んでみたいと思わせてくれるくらいの出来ではありました。
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自分を不幸だとも思っていないけれど、何処か満たされない気持ちを抱えている女性に、深夜にかかってきた一本の電話から始まるオムニバス短編集。
如何にも女性らしい視点の作品で、人気があるのは何となく理解できました。でも、だからと言って凄いとかそういう風には感じませんでした。とりあえず次は長編を読んでみようかと思っています。