東京奇譚集 / 村上春樹
4つの短編に、書き下ろしの「品川猿」を加えた短編集。ファンタジーとまではいかないけれど、日常からは少し外れた不思議な話で、これまでも村上春樹はよく似た話を書き続けています(「レキシントンの幽霊」とか)。
最近の村上春樹はTomokui的にアタリハズレがあるのですけど、これは比較的アタリの部類でした。とは言っても心に残る名作・・という訳でもなく。村上春樹の短編は読んだ後ケロッと中身を忘れてしまうものが多いです。
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4つの短編に、書き下ろしの「品川猿」を加えた短編集。ファンタジーとまではいかないけれど、日常からは少し外れた不思議な話で、これまでも村上春樹はよく似た話を書き続けています(「レキシントンの幽霊」とか)。
最近の村上春樹はTomokui的にアタリハズレがあるのですけど、これは比較的アタリの部類でした。とは言っても心に残る名作・・という訳でもなく。村上春樹の短編は読んだ後ケロッと中身を忘れてしまうものが多いです。
人と人の絆を描いた連作短編集。オノ・ナツメの作品に出てくる人々は基本的に皆イイ奴なのだけど、皆不器用で優しくて、それが丁寧に描かれています。凄く面白いとか印象に残るとか派手さはないけれど、手堅く楽しめる作品。「パートナー」に登場する2人は連載にもなるようで、そちらもまた読んでみようかな。
「COMPLEX POOL」の戸田誠二の6冊目となる短編集。現在もWebで公開されている「キオリ」や、表題の「説得ゲーム」など全5編が収録されています。
「説得ゲーム」は好きなのだけど、それ以外はいまいち。これまでの単行本は欠かさず買ってはいるけれど、作品を重ねる毎に満足感が薄れてきているような気がします。というのも、この人の一番の面白さは「生きるヒント」に収録されていたような1P程度の短編で描かれる人間の感情の切り口だと思うから。中編以上になるとその切れ味が鈍ってしまってるような感があるのです。
現在は「アフタヌーン」で連作短編を連載中ということなので、そちらはどうなのかなと思ってはいます。
登録タグ: インターネットからの単行本, 戸田誠二, 短編集
表題の「動機」を含む4編を収録した短編集。相変わらずレベルは高くどれも読ませるのだけど、中でも「動機」は小気味よい話。やはり嘘臭くなく気持ちの良い人間関係が出てくる話って好きです。
浅田いにおの「素晴らしい世界」がこの作品に影響を受けているとか何とかいう評を読んで買ってみた作品。でも、その他にもいろんなところで名前を聞いたことがあるし、実写映画化もされています。
で、それだけ名前の出てくる作品だからさぞ・・と思って期待して臨んだのだけど、読み終わってみると『あれれ?』という感じ。一つ一つの話は伝わりはするものの、揺さぶりはありませんでした。こういう作品って趣味の問題というか、よく似た作風であっても人によって評価がまちまちになったりするので、難しいなぁと思ったり。う~ん…。