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蹴りたい背中 / 綿矢りさ

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当たり障りなく皆と仲良くやっていくことに抵抗を感じ始める女子高生の物語。芥川賞も受賞した綿矢りさの第2作。
単に仲良くしていくだけならほんの少しの努力で充分なのだけど、何でそんなことをしてまで仲良しごっこをし続けねばならないのか。そんな疑問を感じた瞬間に、もうその努力が苦痛になってしまいます。と同時に、そんな努力を微塵も必要としない“にな川(オタク)”との関係に魅力を感じたりだとか。装丁などから受けるイメージとは裏腹に、タイトルはそんな健全な意味の言葉ではありません。
インストール」同様、今回も自然に読めるけれど、特別楽しめた・・という程でもなく。例えば作者が若くもなく、受賞もしていなければ(要するに話題性がなければ)、どれ程の人が手に取っていたか、それをふと感じてしまいます。

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インストール / 綿矢りさ

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最年少で文藝賞を取ったということで話題になった作品。この作品が発表された時、何と作者は17歳(現役の高校生)。
確かに10代でこんな話が書けるというのは凄いとは思うものの、内容は案外普通。大体2時間もあれば読み終わります。
この話の中にエロチャットのバイトをしているという小学生が出てくるんですが、やっぱインターネットが普及して、若い世代でもそれが利用できるようになってくると、これまでの価値観とは大きく変わってきてしまうのでしょうか。まず接することのできる世界の広さが全然違いますよね。極端に言えば、若い世代の耳年増が増えるのかな、とか。

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