
綿矢りさの「蹴りたい背中」と共に芥川賞を受賞した作品。互いの名前も知らず付き合っているアマのスプリットタン(蛇のような二股の舌)に惚れ込んだルイは、自らもスプリットタンに挑戦してみようと思い立つが…。
とりあえず過激だとの評判を聞いてから手に取ったので、読み難いのかと思ってたけど、思ってたよりもサクサクと読めました。でも・・やっぱり比べるならば「蹴りたい背中」の方が好みかなぁ。「蹴りたい背中」は共感できる部分もあったのに対して、こちらはそういう嗜好の人がいるのは理解できるけど、真似したいとは全く思わず。正直半分くらい引きながら読んでました。
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登録タグ: 芥川賞, 金原ひとみ

当たり障りなく皆と仲良くやっていくことに抵抗を感じ始める女子高生の物語。芥川賞も受賞した綿矢りさの第2作。
単に仲良くしていくだけならほんの少しの努力で充分なのだけど、何でそんなことをしてまで仲良しごっこをし続けねばならないのか。そんな疑問を感じた瞬間に、もうその努力が苦痛になってしまいます。と同時に、そんな努力を微塵も必要としない“にな川(オタク)”との関係に魅力を感じたりだとか。装丁などから受けるイメージとは裏腹に、タイトルはそんな健全な意味の言葉ではありません。
「インストール」同様、今回も自然に読めるけれど、特別楽しめた・・という程でもなく。例えば作者が若くもなく、受賞もしていなければ(要するに話題性がなければ)、どれ程の人が手に取っていたか、それをふと感じてしまいます。
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登録タグ: 綿矢りさ, 芥川賞