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蚊トンボ白鬚の冒険 / 藤原伊織

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自分の身体に蚊トンボの白鬚(シラヒゲ)が住み着くことになった青年 達夫は、隣人の黒木を助けたことから、思いもかけない騒動に巻き込まれていくことになる…。
基本的な構成はこれまでの作品と同様。でも、“論理的思考が得意な相棒の力で特別な能力を発揮したりする”というあたり、かなり「寄生獣」(かそれに類する作品)からの影響が垣間見えます。これまでとは違い主人公を若く設定したせいで、このような設定を追加せねばならなかったのかもしれませんけど、正直何だかなぁという感じ。盗撮やらハッキングやらが随所に出てくる割に、登場人物たちが携帯電話(「名探偵コナン」にも出てくるくらい、盗聴され易いので有名)で内緒話をしまくってるってのは…。しかも、あのラストは何よ、本当に。
結構な長編だった割に、最後に行けば行くほど盛り下がっていったような印象でした。もっと普通の話でイイです。

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ひまわりの祝祭 / 藤原伊織

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フィンセント・ファン・ゴッホの有名な「ひまわり」の8枚目をめぐる物語。相変わらずの藤原伊織らしいハードボイルドは健在。
知能戦が読んでて楽しいです。デザイン事務所なんかが絡んでくるのも僕(デザイナーの玉子)に合ってて良かった。
ただ、途中までの展開は良いんだけど、ラストが納得がいかない。どたばた(というか撃ち合い)で終わっていって欲しくなかったです。それと麻里が如何にもな展開で死んでしまうのもちょっと…。

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