耳をすませば / アニメ
柊あおいの同名の漫画が原作の作品。キャラクターデザインは宮崎駿なんですが、監督は近藤喜文。そのせいか内容は宮崎駿作品よりも「おもひでぽろぽろ」などの高畑勲作品に近いような気がします。
原作と違う点は天沢聖司の目指してるのが画家ではなくバイオリン技師(というのか? バイオリンを作る人)だということ。確か月島雫も小説を書いて頑張る、といった話ではなかったように記憶してます。
途中までの展開はなかなか良いのですが、最後の最後でこけてしまったという感じ。中学生なのに『結婚しよう』はないだろう、普通。あそこで『好きだ』くらいで終わらしておけばかなり印象が違ってきたと思います。また、雫の父親(立花隆がやってる)の演技が拙すぎ。もともと声優じゃないにしてももう少しどうにかして欲しい。
スタジオ・ジブリ初のデジタル合成となる井上直久のイバラードの世界ですが、これに関しては良いです。実は後に受験したことのある“とある美大”の教授の一人だったと知って驚いたのですが。色を適当にばら撒いた中から形を見出していくというなかなか凄い描き方をするそうです。
