‘連作短編’ タグのついている投稿

素晴らしい世界 (全2巻) / 浅野いにお

商品イメージ

他愛のない日常のような、それでいてファンタジーのような日々を描いた連作短編集。地味な内容なので好みは分かれるだろうけど、1巻収録の「森のクマさん」は本当に素晴らしい。若さや迷いを吐露しただけのような短編も多いけれど、こういう話って好きです。でも、終盤にかけては盛り下がり気味。

関連リンク
素晴らしい世界(Amazon)

登録タグ: , ,

スカイハイ 新章 (全4巻) / 高橋ツトム

商品イメージ

スカイハイ」 → 「スカイハイ・カルマ」と続くシリーズ第3作。前作の心霊対決から再び初代のような“怨みの門”とそこに訪れる人たちの物語に戻ってます。
・・とは言え、1作目ほどのめり込めないのです。というのも、門に辿り着いた人たちが現世に手出しできすぎてしまってるから。以前は呪い殺す以外には手出しできなかったのに、本人たちの前に姿を現したりで、何だか“最期の思い出作り”な話ばかりのような。1作目の酷なまでの突き放し具合も好きだったのになぁ…。

関連リンク
69(公式サイト)
スカイハイ 新章(Amazon)

登録タグ: , , ,

第三の時効 / 横山秀夫

商品イメージ

表題の作を含む6編が収録された連作短編集。強行犯係の1~3班が遭遇する様々な事件とは…。
1班の班長 朽木は理論派、2班の楠木は非道なまでの冷徹さ、3班の村瀬は天性の直観力、と班ごとに性質が分かれていて、どれもがとんでもないやり手なのだけど、それぞれの性質に合わせた解決法で物語が展開されるのは見事。ガリガリに成果を求めてるかと思いきや、思わぬところに人間味があったりして、その辺も面白いです。ドラマ化された「」よりもこちらの方がずっとオススメ。

関連リンク
第三の時効(Amazon)

登録タグ: , ,

河よりも長くゆるやかに / 吉田秋生

商品イメージ

米軍の占領統治下での、とある男子高校が舞台の青春物語。これまで『吉田秋生は短編の方が面白い』なんて思ってましたけど、これは・・予想以上にキツかった…。男子校ってこんな濃ゆいのかな? もしかして「櫻の園」とか女性はキツくて読めなかったりする? “甘酸っぱい”と言えなくもないけれど、普通に馬鹿っぽかったです。「櫻の園」と比較すると、このストレートな馬鹿さ加減たるや…。

関連リンク
河よりも長くゆるやかに(Amazon)

登録タグ: ,

カトゥーンズ / 岡崎京子

商品イメージ

一つの話が次の話に繋がって・・で繰り返される連作短編集。一つ一つは別に関連性がなくて、単に最後のコマが次の話の最初のコマ、という按配で繋がっていきます。
読めるけれど、極一般的というか、まぁこんなもんかというか。岡崎京子は鋭いテーマがある時は良いけれど、ノリや作画が好きな訳ではないので、そこで外してしまうとこういう感想になってしまうことが多いです。

関連リンク
カトゥーンズ(Amazon)

登録タグ: ,