‘魚喃キリコ’ タグのついている投稿

 

strawberry shortcakes / 魚喃キリコ

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過食症のイラストレーター 塔子、その同居人で美人OLで通ってる“ちひろ”、ただ平凡な毎日を過ごすフリーター 里子、ホテトル嬢の秋代。それぞれ違った生き方を続ける4人の女性の物語。
仕事で成功することなのか、本気の恋にのめり込めることなのか、幸せの形は多種多様。他人から見れば羨ましくても、本人にとっては結局“隣の芝は青い”のです。
今まで魚喃キリコの作品は決して嫌いではなかったけど、ストレートに楽しめなかったのに対して、これは直球で読めた作品でした。愉快な気持ちになれる作品ではないものの、『ここまで踏み込んだ話を描ける』という意味で、「リバーズ・エッジ」に匹敵するんでないかと。

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南瓜とマヨネーズ / 魚喃キリコ

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ミュージシャンを目指しながら定職に就かずにブラブラしている“せいちゃん”(♂)と、彼を養う為に働いているツチダ(♀)。ツチダは昔の彼 ハギオが未だ忘れられなくて…。
夢を実現することと、生きていけること(生活の糧を得られるということ)は必ずしも一致しなくて、夢を実現したい人と、生きていける人(働ける人)も必ずしも一致しない。この作品に出てくる男たちは女に貢がせるいわゆる“ろくでもない”であり“ぼんくら”でもあるのだろうけど、ハギオはともかく(この人は♂の僕から見ても酷い)、せいちゃんの立ち位置はちょっと共感できたりする。だからと言って、“生きていくこと”を他人に任せておく訳にはいかない。せめてできるのは、必死に抵抗していくことだけだと思う。

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blue / 魚喃キリコ

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タイトルにもあるように“青”がキーワードになった綺麗な作品。そのキーワードが作中の雰囲気や装丁、内容的に少し青臭さを感じるというのも含めてピッタリ当て嵌まります。僕はこういう話に素直に共感できる年齢は過ぎてしまったけれど。だからといってその年齢にこの作品に出会っていたとしても、理解はできていなかっただろうと思う。

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