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水素 / 鶴田謙二

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鶴田謙二のイラストと、短編、未完の作を収めた作品集。個人的にはイラストより漫画に期待していたのですけど、特にこれといって面白いのはなかったような。唯一中編になりそうだった「Ring The World」は未完だし。イラスト集として見られるならともかく、読み応えある一冊として見るなら物足りないかも。

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Forget-me-not / 鶴田謙二

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『盗まれた絵画「Forget-me-not」を取り戻した者には遺産を与える』。名探偵にして大富豪の祖父の遺言を受け継いだ伊万里マリエルは、遺言に従い調査に励むのかと思いつつ…?
作画や舞台はそうでもないものの、何となくマニアックな印象を受ける作品(「Spirit of Wonder」ほどではないとは言え、鶴田謙二自体がマニアックかも)。大層な謎解きやら怪盗との立ち回りやらが出てくる訳ではないのに、しっかり探偵モノになってるあたり巧いというか何というか。綺麗にまとまっているので、1巻で完結でも違和感はないくらい、と言うより続きが出るのかは大変危ぶまれるようですけれど、手堅い作品に仕上がってると思います。

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Spirit of Wonder / 鶴田謙二

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遅筆で有名(?)な作者のSF短編集。SF(Science Fiction)とは言っても「プラネテス」のようなのとは大分毛色の違う、寧ろ“Science Fantasy”という言葉が相応しい一品。
それぞれの短編がきちんと完結してるというよりは、思いついた順に描き連ねていったという感じで、中途半端な感は否めません。それでも、この想像力は面白いですし、雄大な冒険の気分に浸ることもできます。後半がチャイナさんばかりになったのは作者の心境の変化かな…? 以前ざっと立ち読みした時はあまり気にならなかったのを考えると、じっくり読んでこそこの面白味が実感できる作品なのかもしれません。

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