VESPERTINE / Bjork
Bjorkの4thアルバム。「Greatest Hits」に収録されていた曲も幾つかあり、一緒に借りてきた「TELEGRAM」より聴く機会の多かった一枚です。
とりあえずこれくらいBjorkを聴いてきて、引っ掛かりが少ないなぁとは思います。この曲が良いとか、このフレーズが好きとか、そういう“しっくりくるポイント”が少ないのです。環境音楽的に流しておく分には充分にアリではあるのですけど。
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Bjorkの4thアルバム。「Greatest Hits」に収録されていた曲も幾つかあり、一緒に借りてきた「TELEGRAM」より聴く機会の多かった一枚です。
とりあえずこれくらいBjorkを聴いてきて、引っ掛かりが少ないなぁとは思います。この曲が良いとか、このフレーズが好きとか、そういう“しっくりくるポイント”が少ないのです。環境音楽的に流しておく分には充分にアリではあるのですけど。
「ポスト」の楽曲からのアレンジが多いリミックスアルバム・・だそうですが、「ポスト」を聴いてないので分かりません。しかも、ジャケット撮影は荒木経惟だそう。でも、こちらより一緒に借りてきた「VESPERTINE」を聴いてる方が多かったでしょうか。ちょっとマニアックすぎと言うか、ただ流れてるだけでこれぞという1曲には出会えなかった一枚でした。
ファン投票によって収録曲が決定されたというビョークのベストアルバム。これまでちゃんと聴いたことがなかったので、これを機に買ってみました。
これまで“聴いたことがある曲もある”って程度の人がどれくらい知ってる曲が入ってるかというと、全く知らない曲ばかりなのでした。特に映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」からの楽曲が1曲も収録されてないのもその原因かと。中身はと言うと、良い曲(特に「ALL IS FULL OF LOVE」は鳥肌モノ)もあり、そうでない曲もあり。前半部の曲はまだ聴けるのですが、後半部になってくるとシンドくなってきます。途中で止めてしまうことも多かったです。
ただ、ビョークの魅力は“マニアックな”ところだと思うのです(えぇ、これが初めてくらいな人の言なので説得力ないですが)。誰とも被っていないオリジナリティのある作品を生み出せるのは、作り手として尊敬に値します。
映画の中で登場人物の一人が言う。ミュージカル映画でいきなり歌いだすのは変だと。「ダンサー…」の歌い踊るシーンはそのような唐突なものではない。かつて武満徹が言ったように周囲のノイズも音楽に主人公セルマには聞こえる。ミュージカル・シーンはこうして自然に繋がる。
しかし、セルマが歌い踊るのは想像の中だけだ。だから周囲の誰も彼女のその世界を知らない。そんな想像の世界で彼女が歌うのは現実を受け止めかねるような情況のときだ。工場での労働中・転換点となる事件後・法廷にて…。そうやって現実をやり過ごしてでもセルマには叶えなければならない希望がある。ラストでその希望が実ったのか、はっきりと描かれない。ただ登場人物の一人が『成功した』と彼女に伝える。それが本当なのか(善意の)嘘なのか観客にはわからないけれども、セルマはそれを信じ高らかに歌いだす。それはもう逃避でない。失明の暗闇という極限状態から、死刑というこれ以上ない極限状態から、二重の極限状態の中で初めて現実の世界で謳うのだ。
映画の中でセルマは言う。ミュージカル映画の終わりを見たくないので、最後から2曲目で映画を見るのをやめるのだと。その通りセルマは「ダンサー…」のラスト曲を知らない。彼女の死と同時に歌は止まり、そしてカーテンが閉じられ映画は終わる。かくしてミュージカル映画が完成した――。 - posted by 若
「奇跡の海」で有名なラース・フォン・トリアー監督の作品。ビョークの主演が話題になりました。
自分の病気が遺伝すると知りつつも子供を産んでしまったという業を背負うセルマが、自分の目が完全に見えなくなってしまう前にお金を貯めて息子に手術を受けさせてやりたい、という前半部は好き。でも、それを利用して騙され、自己犠牲こそ美しいと言わんばかりになっていく後半部は嫌い。
ミュージカルシーンは美しかったです。ビョークの歌にも部分部分で挿入されるだけの力があります。
登録タグ: Bjork, ミュージカル, ラース・フォン・トリアー, 洋画, 鬱